◎私たちのビジネス
伊藤忠オートモービルは、伊藤忠商事の事業会社として、自動車関連の輸出入を行なっていた部署が分離・独立し、1973年に設立されました。自動車・建設機械などの完成品製造や補修に必要となる部品を世界各国へ輸出する業務、また海外から自動車や建設機械を生産するための部品を調達する業務を主軸に、これら部品分野への資本参加・事業経営も執り行なう専門商社です。中国拠点のほか、アメリカ・南アフリカ・中近東にも人材を配置し、取引先メーカーに出向してより深い経験を積みお客様と関係を深めるなど、世界各国を股にかけたビジネスを展開しております。伊藤忠商事が築いたグローバルネットワークと、当社が独自に培ったノウハウは世界の自動車製造業になくてはならない存在として、大きな価値を発揮しています。
◎私たちの社風
変化を敏感に察知し、対応していく。それが当社のモットーであり、強みであると思います。当社には伊藤忠商事から受け継いだ広範なネットワークと、半世紀にわたり培ったナレッジがありますが、その強みをコアとしつつも、新たな取り組みにも積極的です。例えば昨今のコロナ禍においてもいち早く社内の業務体制を見直し、テレワークを基本とした新しい働き方を導入しています。商社という歴史と伝統ある業界の中では、フットワーク軽く変えるべき部分を見直していくという動きが難しい企業も多くあります。そのなかで当社は、変化を恐れることなく、むしろそれを好機として前向きに捉え、自己変革を遂げていく身軽さを併せ持った企業であると思います。
◎私たちが求める人材
当社で活躍できる人材は、他者を慮り、受け入れられる器を持っている方だと言えます。言い換えれば、変化を受け入れることができるしなやかさ、何に対しても好奇心を持って吸収できる素直さがある方には、大きな活躍のフィールドが広がっているでしょう。商社のビジネスで肝要なのは、商材ではなく「人材」。当社では、単に物を調達し輸出入するのではなく、お客様の求める様々な機能を社員一人ひとりが務め、高度なサービスを提供します。だからこそ、ジョブローテーションによる部署間の異動や世界各国への出向を若手のうちから重ね、高いスキルや国際性が身に着く環境を用意しています。業務を通じ、海外の異なる習慣や文化に触れる機会も多くあるでしょう。自らの多様性を育て、互いに認め合い、チームワークを大切に働ける。そんな方においでいただきたいと思います。一方で、やはり専門性の高い仕事ではあります。習熟には長い時間がかかるでしょう。その点については入社後に周囲のベテランたちがしっかりと指導していきますから、ご安心ください。皆さんの健全な成長を手助けすることが、会社としての使命であると思っています。
◎入社を希望する皆さまへ
当社が活躍する市場である自動車業界は、いま電動化・自動運転技術の推進など大きな構造変革のときを迎えています。さらに加えて、世界を震撼させているコロナ禍の影響。未来がどうなっていくかは、正直誰もが試行錯誤し、手探りをしている時代です。ただ、このように風向きが大きく変わっているときだからこそ、大きなチャンスもまた存在してもいると、私たちは考えています。時代の流れを敏感に察知すること。次に起きることを予測し、新しいビジネスチャンスを切り拓くこと。旧習にとらわれず、新しいアイデアを発信していくこと。そういった仕事を若手のうちから経験できるチャンスが当社にはあります。変化を楽しみながら挑戦し、そこから生まれる成長を、ともに実現していきましょう。
代表取締役社長隅田 慶一